7月6日(木)、「良寛の書の世界 清らかな書の成り立ち」(東京黎明アートルーム)に行って参りました。

良寛様は、江戸時代の禅僧。

王羲之や孫過庭の草書を学び、さらに懐素『自叙帖』、平安時代の『秋萩帖』を一生懸命学んだことにより、自然なリズムに乗り右左に「一気呵成に連綿して書き進む」良寛様の書風が生まれたとのこと。

私の実家の仏間には、良寛様の詩句「君看雙眼色」の額があります。

子どもの頃ついていた山田無涯先生が揮毫されたものです。

今回展示されていた作品の中に「君看雙眼色」の一行書があり、その前に立った時、山田先生の良寛様へのオマージュを感じ、胸が熱くなりました。

「君看雙眼色」(山田無涯 書)

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